Yutaro’s Midge Fly Pattern
簡単に巻けて良く釣れるユスリカのミッジパターンです!
このパターンは、大きめのサイズでも良く釣れるのでオススメです!
BS釣りビジョンのTV番組や、寒狭川、管理釣り場、湖などのミッジの釣りでいつも使っているパターンです。
「ユスリカスタンダード」タイイング方法
HOOKは、KEN-CUBE TP77 #18~32を使用します。
極細のワイヤーの超軽量フック!
僕は少ないマテリアルで細身のフライを作りたいのでワイヤーが細く軽量なこのHOOKを使います!
スレッドは、ベネッキスレッド・ブラック。いろいろスレッドはありますが、これは細くて切れにくいのでオススメです!
シャンクのカーブギリギリまでスレッドを巻いて、ストレートシャンクの2/3付近まで巻き戻します。
ここで、瞬間ヘッドセメント。
このヘッドセメントは優れもの。付属のシャーレに入れると2~3時間液体を保ち、塗布した瞬間に硬化します。
しかも、市販の瞬間接着剤と違い「白くならない」。透明のままです。
ボーディーに巻いたスレッドにまんべんなく薄く塗ります。
強度の高い艶々のボディーが出来ました。ボディーに瞬間ヘッドセメントでコーティングしてあると数釣りをしてもボディーがボロボロにならずに耐久性が別格にあがるのでおすすめです。
CDCは、スーパーセレクトCDCのナチュラルダン。
白く明るいカラーのCDCよりダンもしくはダークダンの方のが魚がフライに出る確率が上がると感じています!
これは、父に教えてもらった裏技!
スーパーフロートスプレー・ライトを指に付ける。
CDCを8本〜9本切り出します。
使う部分は、硬くフリューの少ない先端部分や、柔らかすぎる根元以外の部分から選びます。
スプレーした指で掴んだら、少しねじります。
こうすることでCDCがまとまり、持ち替えてもばらばらにならずに簡単にタイイングできます。
CDCをシャンクの上に載せます。スレッドをかける位置に注意してください。
CDCをアイの方に少し長く残してください。
ブラックのハックル。
細かなネックの部分から一枚選びます。
ハックルプライヤーは、ちょっと高価だけどC&Fのハックルプライヤーがオススメです。
今まで何社か使いましたが、ハックルが切れてしまったり外れてしまったりして扱いが難しかったのですが、このハックルプライヤーは、ハックルが外れないし、ショック吸収システムで切れにくいし、穴に指に入れて使うとすごく使いやすいです。
先ほど巻き止めたCDCの位置に取り付けます。スレッドはアイ側に出ているCDCの前の位置まで移動します。
ハックルをその場で一回転。
アイ側に残っているCDCを起こして、その前方にハックルを一回転します。
ハックルにCDCが巻き込まれて少ないマテリアルでも良く浮くようになります。
CDCは、ハックルからはみ出ないようにカットしてください。
ハサミは、「刃先が薄く、細いもの」が使いやすいです。僕は、特注のハンドメイド和ばさみを使っています。
スレッドをフィニッシュして瞬間ヘッドセメント塗ります。
これで、魚が掛かってもほどけないです。
ボディーから2/3くらい出る位置でCDCをカットします。
ハックルの下側をカットしたら完成です!
この写真が解りやすいですが、CDCウィングは、広げず細くまとめた方のが効果的です。
逆光でのシルエットはこんな感じです。
簡単に巻けてミッジでは、比較的に大きいサイズのフックでも良く釣れるのでオススメです。
ぜひ一度試してみてくださいね。